マガジン

【事例】株式会社共和電業 コーポレートサイトリニューアル ウェブサイト制作編

2024.02.25

  • Webサイト
  • ホームページ
  • リニューアル
  • 事例

新規顧客獲得へ向けた共和電業の製品紹介、企業イメージの認知と向上を目指し、コーポレートサイトのリニューアルと製品サイトの新規制作を行いました。

「共和電業コーポレートサイト」はこちら
「共和電業製品サイト」はこちら

2年以上の時間を掛けて完成したプロジェクトで、記事ではヒアリングフェーズからウェブサイト制作フェーズ・公開後についてのインタビューの三つに分けてご紹介します。

RFP(提案依頼書)での選定とキックオフ。

前回の記事「ヒアリング編」にもあるように密なヒアリングと話し合いをもとにRFPを作成し、複数の制作会社に対してコンペを行いました。すでにMVVをベースとした目的からブレないための軸やビジネス要件があるため、この方針に対してどのような提案になるのかをポイントに選考しました。感覚的にならないように基準値を照らし合わせる「選定基準シート」を使用、評価し、パートナーを決定しました。

共和電業製品サイトトップの画像

ビジョンと会社の人物像から導くコピー。

まずは、ペルソナ設定やカスタマージャーニーの作成をはじめとした、マーケティング分析を行いました。次に共和電業の特徴や他社との違い、どんな人物が多いのかなどをヒアリングし、会社の人物像をとらえる企業パーソナリティも分析。役員だけでなく社員に対しても確認することで、それぞれの立場から見える会社の形が見えてきます。

この両方を行うことで「共和電業」らしさを表現しながらニーズを捉えた訴求ができるようになります。それに加えて、創立25周年記念に発行された会社誌には創業者の苦労や目指す未来が書かれていました。それはまさに、現在の社員を含めたステークホルダーに伝えたいメッセージ。先に行った現状分析と合わせることで、パートナーである制作会社と一緒にコピーを検討することができました。

分析をもとに画面へ落とし込んでいく。

先ほど分析したマーケットデータやブランドの軸をもとに、実際の画面構成や導線設計を決めていきます。ケイソウシャは、共和電業の「中のひと」として、パートナーと連携し、ユーザー属性の行動や心理を踏まえ要件を落とし込み、丁寧にチューニングしながら完成へと導いていきました。

システムについては、CMSと顧客の会員データベースとの連携・管理が特に重要なポイントでした。納期やコストのバランスを見ながら、どのシステムを導入するのかを検討。目的に対してその機能は合っているのか、本当に必要なのかを常に検証しながら進めます。結果として、限られた制限のなかで納得のいく最適解を導き出していきました。

共和電業ホームページの画像

ケイソウシャが考えるバイブスの合致。

ふたむらはクリエイティブ執行役として参画しましたが、本プロジェクトのオーナーは共和電業です。オーナーとコンペで決定したパートナーの間に入って、双方の意見をチューニングしていく役割として立ち回り、ウェブサイトという表面上の制作だけでなく、企業の在り方や目指す像をしっかり聞き出すことで本当に必要な最終的なアウトプットに繋げました。

そして今回、共和電業を代表して本プロジェクトを担当いただいた熊坂様とふたむらの合致(マッチング)がよかったことが大きな成功の要因でした。意思疎通がストレートにでき、目標や目的に向かって必要なことを精査できる関係を築けたからこそ、企業の執行役として経営を考え、クリエイティブの支援を行うことができたのです。

共和電業ホームページの画像

作ることが目的ではなく、作って何をするか。

ウェブサイトが無事に公開されたらプロジェクトは終了するのではなく、今度は実際に活用するフェーズです。今回制作したサイトをもとに目指す未来に向かって各種施策に取り組んでいきます。

企業に経営課題はつきものです。これからも課題をひとつずつ解決し、新しいことにチャレンジするために、支援を続けてまいります。

「共和電業コーポレートサイト」はこちら
「共和電業製品サイト」はこちら

プロジェクトオーナー:共和電業
プロデュース・クリエイティブディレクション:ふたむら康太


クリエイティブ執行役は、会社のあるべき姿を把握・設定し、上流から下流まで支援する役割を担います。詳細は下記からご確認ください。
「クリエイティブ執行役」についてはこちら


マガジン