好きの純度が、お店の空気をつくる
- FIELD NOTES
DATE . 2025/10/27
こんにちは。経営のための創造社・二村康太です。
経営に関わる様々なプロジェクトのプロデュースや、企業のアイデンティティ設計、Web・コピー・採用支援などをしています。
このnoteでは、日々の中で感じたことや、人や仕事に対する考察を、自分の言葉で綴っています。
6年続ける、という奇跡
土曜日、友人が営むレストラン「1n58bal(イヌゴヤバル)」の6周年パーティに行ってきました。
コロナ前に開店してから、きっと何度も大変な時期があったと思います。それでも6年。改めて、すごいことです。
このお店は、彼の愛犬と一緒に本格イタリアンを楽しめるレストランです。オープン当初、いろんな人に「そんなコンセプトで大丈夫?」といろいろ言われたそうですが、それでも自分のスタイルを貫いています。
RELATED LINK1n58 bal (池尻大橋/バル)tabelog.com
商売じゃない。でも、ちゃんと商売。
彼はクラフトビールやジンなど、珍しいけれど「自分が美味しいと思うもの」を仕入れています。
税理士さんから「原価が高い」と言われても、気にせず続けているそうです。
もちろん、商売なので儲けは必要。でも「儲けるために」セレクトの質を下げたり、材料を変えたりはしていません。
彼のスタンスは、「好きなことをやって、好きな人に喜んでもらえたら、それでしあわせ」なんだと思います。
その人らしさが、空気をつくる
もし、彼の商売の軸が「効率」や「利益」に寄ってしまったら。
きっと、僕はここまで何度も足を運ばなかったと思います。
その場にある料理、音楽、選ばれたお酒、そして犬たち。
全部が「彼そのもの」なんです。何を大事にしているかが空気に滲み出ていて、コピーや装飾がなくても伝わってくる。
それって、ブランドとか表現とかの本質だなと思います。
ゆるく、でも、ぶれずに
彼は昔から、ゆるいんだけど、ぶれていない人です。
中学のころは、彼の家の前で毎朝待ち合わせをして、一緒に学校に通っていました。
その後、一緒に上京して、僕の高校や大学の友人と彼をつなげたり、彼から友人を紹介されたり。
気づけば、お互いにブリッジのような存在になって、関係が増えていきました。
誰からも好かれる、よりも。
僕が彼を評して、「誰からも好かれるよな」と言ったら、別の友人が「いや、誰からも“嫌われない”のほうが正しい」と笑っていました。
たしかに、「好かれる」のはコントロールできなくても、「嫌われない」はその人の持つ包容力やバランス感覚の賜物なのかもしれません。
趣味と仕事の境界線
このお店を「趣味の延長」と見る人もいるかもしれません。
でも、趣味で生きていけるなら、それがいちばん幸せなんじゃないでしょうか。
誰かに決められた型に合わせず、自分の好きなものを大切にしながら、6年も続けている。
そのこと自体が、ものすごい価値だと思います。
表現することの前にあるもの
「表現する」って、すごく大事なことです。
でも、まず「何を大事にしているのか」がにじみ出ていなければ、どんなにうまく伝えても心には残らない。
このお店を訪れるたびに、そんなことを感じさせてくれます。
そんな「空気」をつくるお手伝いをしています
経営のための創造社では、企業や個人の持つ「らしさ」や「美意識」を表現に落とし込み、
ウェブやコピー、ブランド設計の形にして届けるお手伝いをしています。
表現の前に「空気」をつくること。
その人らしさがにじむ世界観を整えること。
そうしたことに共感してくださる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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