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組織づくりで一番難しいのは、仕事を教えることじゃない ──バイブスが合うかどうかの話

  • FIELD NOTES

DATE . 2026/01/22

組織づくりで一番難しいのは、仕事を教えることじゃない ──バイブスが合うかどうかの話


こんにちは。
経営のための創造社という会社で、企業のMVV設計やブランディング、組織づくりの支援をしている二村康太です。

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
年末年始の休みを経て、少しだけサボり癖が出てしまいましたが、また記録を徐々に再開していこうと思います。やはり、書くことで思考が整う感覚は大きいですね。


「入社」だけれど、雇用ではないという選択

今週から、新卒世代のメンバーが関わってくれることになりました。
とはいえ、当社は社員を採用していないため、彼は個人事業主としてフルタイムで関わるという形です。すでに自分の法人も持っているので、ゆくゆくはその会社との契約になります。

この「経営のための創造社」というプロフェッショナル集団を立ち上げてから、インターンを迎え入れたことはあっても、完全な新人に対して何かを教えるという経験はほとんどありませんでした。
だからこそ、今はとても新鮮な心持ちです。


テクニックより先に、土台の話をする理由

僕は普段から、「テクニックは後からついてくる。大事なのは土台だ」という話をしています。

この土台という言葉は、会社のMVVや理念を思い浮かべがちですが、僕は少し違う捉え方をしています。
それは、会社の価値観を一方的に当てはめることではなく、本人がもともと持っている価値観と、会社の価値観を擦り合わせる行為だということです。

もちろん、若ければこれまで自分の価値観やビジョンを深く見つめてきていないケースも多いです。
だからこそ、会社側が考え方を提示し、ある種インストールすること自体は必要だと思っています。

ただし、それを完全に従わせるというのは、やはり違う。


会社の価値観と、個人の価値観は切り分けていい

本人には、本人なりの価値観が必ずあります。
それはそれとして大切にしてほしいし、会社の価値観は会社の価値観として存在している。

会社の仕事をする際には、ルールブックのように立ち返り、
「ああ、うちはこれを大切にしているんだな」と理解したうえで判断する。
それは当然のことだと思っています。

ただ、すべてがマニュアル化されているわけではありません。
むしろ、自分の判断で動く場面のほうが多い。

だからこそ、最初の見極めが本当に重要になります。


バイブスは、連鎖する

面接の場で、僕が一番気にしているのは
「バイブスが合うかどうか」です。

これは正直、かなり難しい。
大きな会社であれば、社長が登場するまでに何度も面接が行われますが、
どこかの段階でバイブスが合っていない人が判断すると、必ずズレが生じます。

バイブスは連鎖します。
少しのズレが、何倍にもなって広がり、
気づいたときには「まったく合わない人たち」が集まってしまう。

逆に言えば、バイブスさえ合っていれば、価値観を浸透させる行為は、日々の会話で十分なのかもしれません。


わかっていても、見誤る

偉そうなことを書いていますが、僕自身も見誤ることはあります。
だからこそ、「仕事仲間として本当に受け入れる」というのは、
つくづく難しいものだなと思います。

でも、この難しさを放棄せず、丁寧に向き合い続けることが、
小さな組織やプロフェッショナル集団にとっては、何より重要なのだと思っています。


もし、

  • 雇用に頼らない組織づくり

  • 価値観やバイブスを軸にしたチーム設計

  • MVVを「掲げるもの」ではなく「使えるもの」にしたい

そんなテーマに関心があれば、ぜひ他の記事や活動ものぞいてみてください。
同じような違和感を持っている方と、ゆっくり対話できたら嬉しいです。

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