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感性とロジックの接続こそが、経営の意思決定を支えている

  • FIELD NOTES

DATE . 2025/12/15

感性とロジックの接続こそが、経営の意思決定を支えている


こんにちは。経営のための創造社・二村康太です。
企業の軸づくりやブランド開発、ウェブ戦略などを通じて、「その会社らしさ」をつくる仕事をしています。


感性とロジックが交差した、あるプレゼンの日

先週、クライアントである食品商社のウェブサイトデザインのプレゼンを社長に行ってきました。
社長は“感性の人”と聞いていたので、まずは絵から入るほうが伝わりやすいだろうと考え、デザインロジックを軸に資料を組み立てました。

ただ今回は、日程の都合で先に担当者の方にデータを渡し、そのまま社長へプレをしていただく形に。
すると、「デザインの前に全体でどう伝えるかだろ」という指摘が返ってきて、内容を見直すことになりました。


「伝え方のロジック」を飛ばしてしまった反省

今回、省いてしまったのは本来いちばん大切にすべきプロセス、
つまり、

  • 誰に、

  • 何を、

  • どのストーリーで伝えるか、

  • そのテーマは何か。

という“伝えるためのロジック”でした。

これまでのプロジェクト同様、企業の軸づくりやヒアリングを重ねた上で戦略の方向性は定めていましたが、今回はマーケティング要素よりも会社のスタンスをどう示すかが優先。
その結果、対象者の行動分析を少し抽象的に扱ってしまい、デザインに直行してしまったのが原因でした。

当然ですが、理屈が置き去りのままでは、受け手の頭の中が揃わず、成果も出ません。
この点は素直に反省でした。


感性で判断する人ほど、実はロジカルである

今回のやり取りの中で、あらためて感じたことがあります。

「感性で判断する人」ほど、
その内側には言語化されていないけれど確かなロジックがあるということ。

社長や役員クラスの方々は、ある意味アーティスト的で、自分の価値基準を明確に持っています。
経験・知識・成功と失敗の蓄積が複雑に絡まった“感性の法則”があって、
そこに嗜好性が混ざり合うからこそ、瞬時の判断ができる。

今回社長が抱いた違和感も、
その自身のロジックが揃わない状態だったのだと思います。

こちらから丁寧に背景と意図を説明したところ、むしろ良い議論が生まれ、次のステップへ進めることができました。


感性とロジックをつなぐことが、価値を生む

この仕事をしていると、本当に毎回思わされるのですが、
感性とロジックは対立するものではなく、どちらかが欠けても本質に届かない。

社長の持つ感性のロジックを言語化し、それをこちらの戦略ロジックと重ねていく。
その接続ができたとき、初めて“その会社らしい表現”が立ち上がります。

今後も、この両側を丁寧に結び合わせる仕事を大切にしていきたいと思った一日でした。



経営のための創造社では、今回のように
「企業の内側にある感性や価値基準」をロジックと結びつけ、表現や戦略へ翻訳するお手伝い
をしています。

ブランドづくり、ウェブ刷新、MVV設計などでお困りの方がいれば、ぜひご相談ください。
一緒に、その会社らしさの“核”をつくっていければと思います。

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