広島の“気”に触れて思ったこと― 地域を誇り、みんなで盛り上げる街の力
- FIELD NOTES
DATE . 2025/09/16
こんにちは。経営のための創造社・二村康太です。
ブランド戦略やMVV設計を通して、企業や地域の「らしさ」をかたちにする仕事をしています。
最近は、地域の空気や文化に触れながら、東京との違いや、自分自身の立ち位置についてよく考えるようになりました。
カープとサンフレッチェの街で過ごした週末
週末は、仕事の都合で広島出張に行ってきました。
夜はマツダスタジアムで広島×中日戦を観戦し、翌日は厳島神社へ。
金曜日はちょうどサンフレッチェの試合とも重なり、町中にはカープとサンフレッチェのユニフォーム姿があふれていました。広島駅からスタジアムが近いこともあって、日常の延長のようにユニフォームを着た人々の姿がどこに行っても見られる。これほどまでに“街ぐるみ”で応援している光景は、他ではあまり見ないものでした。
※カバー写真の「赤いLAWSON」もそのひとつ?
ユニフォームのまま空港へ…観光地化するスタジアム
その日はドラゴンズ戦ということもあり、名古屋ファンの姿も多数。
ユニフォーム姿のまま空港に向かう人々もいて、
マツダスタジアムがすでに観光地のひとつとして機能しているのだなと実感しました。
東京の地元意識の希薄さと、その理由
一方で、東京に住んでいると“街ぐるみで何かをする”という感覚が薄いのを感じます。
もちろん荒川区や台東区、足立区など東側の下町エリアでは、地元への愛着や祭りといった地域の文化が根づいています。
しかし、東京全体で見ると人口も多く、税収も多い。そのため「何かを頑張って盛り上げよう」という力学が働きにくく、行政も住民も“戦略的”に地域をつくっていく姿勢が見えづらいのが実情です。
再開発とスタートアップ。東京の“穴場探し”文化
東京で見かける地域活性の多くは、たとえば高輪ゲートウェイのような再開発を起点にしたものだったり、
スタートアップやイノベーション支援といった先進性を前面に押し出したものだったりします。
それはそれで意義があるのですが、“地場の産業や文化を愛し、みんなで盛り上げる”という文脈とは異なるものです。
広島の街で感じた、誇りと愛情の濃さ
夜には、昔ながらの横丁にある古いお好み焼き屋へ。
地元のお母さんと話をしていると、広島の誇りや愛情がひしひしと伝わってきました。
街や産業、文化を愛し、それを語り、支え、盛り上げようという想い。
それはとても自然で、押しつけがましくなく、それでいて力強い。
名古屋との対比、そして“気”の良さ
地元・名古屋のことを思い出すと、ひとりひとりはプライドを持っていても行動に移す人は少ない。
どこか卑屈で、内向きな方向性が目立ってしまう。
それに対して、広島はまったく逆。
僕は初めて訪れる土地に行くと、そこに流れている“気”を敏感に感じるのですが、
広島のそれは、とてもいい「気」だったと心から思いました。
“地元を盛り上げる人”になりたい
いつか、僕自身が荒川区や名古屋など、自分にゆかりのある地域の結束を促せるような存在になりたい。
そして、人気が薄い場所だからこそ、表面的でないルーツをしっかりと育み、
そこから文化や産業を後押しできるようなことをしていきたい。
天邪鬼な性分かもしれませんが、
そういった場所だからこそ“本物”が育ち、人が育つと信じています。
地域の“気”を感じ、根づかせるプロジェクトを共に
地域への誇りと愛情を持ち、それを行動で表現する人たちがいる土地は、美しい。
僕はこれからも、そうした場所に出会い、育て、共につくっていけるような仕事やプロジェクトを続けていきたいと思います。
地域の文脈からブランドや事業をつくりたい方、ぜひ一度お話ししましょう。
ご相談・ご連絡は、プロフィールリンクからお気軽にどうぞ。
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