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目的なき会食が、新たな発展のきっかけを生む

  • FIELD NOTES

DATE . 2025/07/23

目的なき会食が、新たな発展のきっかけを生む



こんにちは、経営のための創造社・二村康太です。
ブランド戦略やMVV設計、コンテンツ制作から、広告・インサイドセールスの導入・運用まで、
中小企業やスタートアップの成長支援を“伴走型”で行っています。


2年越しの会食

昨日は、およそ2年弱ご一緒した案件の主担当者の方と、ようやく初めて会食に行きました。
本来なら、プロジェクト中に行ければ良かったのですが、タイミングを逃し、案件終了後の開催となりました。

この案件では、会社のネーミング、ロゴ、Webサイトなどのコーポレートクリエイティブを全て手がけた後、
LPと広告を活用してリードを獲得し、インサイドセールスの運用まで任せていただきました。

その方は、クライアント側の経営意向を僕に翻訳し、施策に落とし込むという“橋渡し役”を務めていました。
いわゆる「エージェンシーと制作会社」の関係を超えていて、
お互いの信頼なしには成り立たない関係だったと思います。


バランスを見極める力

初めてお話ししたときから、その方には「全体を俯瞰し、バランスを取る力」があると感じていました。
制作サイドやクライアントサイド、どちらにも偏らず、
「目的」にフォーカスして話を進めてくれる。

また、ディテールが重要な場面ではしっかりと詰め、
無駄なこだわりは省く——その判断軸が非常に的確なのです。
そんな方だからこそ、継続か終了か迷ったときも「その方が継続するなら」という理由で案件を続ける決断ができました。

ただ、少しクールな印象もあり、心の内がどこまで本気なのかは分からない部分がありました。
その印象が、大きく変わったのが今回の会食です。


はじめての自己開示

案件が終わった今だからこそ話せることも多く、
お互いのこれまでのキャリア、価値観、生い立ち、将来像に至るまで、
じっくりと話すことができました。

その会話から浮かび上がってきたのは、
「これまでの彼の仕事の仕方と価値観」が僕と非常に似ていたということ。
案件やメンバーとどう向き合い、会社にどう貢献しようとしているのか——
その姿勢がすごく伝わってきたのです。

少し反省したのは、こういったエージェンシーの方々との会食を、
“目的がある集い”としてしか捉えていなかった過去の自分です。


会食の本質とは?

今の時代、「営業という理由だけの会食」は古い、野暮だ——そんな空気もあります。
だからこそ、逆に目的のある会食の優先順位は自然と下がっていたのですが、
やはり“食事を共にする”というのは特別なことです。

自己開示が必然的に起こり、
相手への警戒心が解け、
価値観が共有され、
一気に距離が縮まる。

何より、腹を割って話す時間を共に過ごすことで、
「仲良くなる」という本質が浮き彫りになります。

仕事で出会った相手と、
プライベートで楽しくご飯が食べられる。
それって、学生時代の友人以上に価値観が合う“同志”になれる可能性を秘めているのです。


打算を捨てて会いにいく

かつて、上司から「その会食の目的を明確に」「話す内容を擦り合わせて」と言われていたこともあります。
もちろん、そうした場面も大切ですが、
もっとシンプルに、「この人と一緒に時間を過ごしたい」という想いで臨む会食には、
思いもよらない発見や関係性の深まりがあります。

目的のない会食——
実は、それが一番仕事に効くのかもしれない。
そんなことを思わせてくれる夜でした。


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