ずっと心の奥に残っていた“ひとつの関係”を、結びなおす夜
- FIELD NOTES
DATE . 2025/10/10
こんにちは。
経営のための創造社という屋号で、企業や個人の“根っこ”に向き合い、ブランディングやMVV設計、プロジェクト設計などをお手伝いしている二村康太です。
最近では、「Independence Design®」や「プロデューサー視点」というキーワードを掲げ、自分の言葉で語る力を引き出す支援をしています。
ずっと、会えなかった人がいた。
昨日、数年ぶりに、かつての上司でもあり、友人でもある人と再会しました。
本当は、会えなかったというよりも、「会わないようにしていた」自分がいたのだと思います。
そこには、自分の中にあった負い目や、過去のやりとりへのモヤモヤがあって、自分が勝手にあえて距離を取っていたというのが正直なところです。
でもある日、別の共通の友人がふっと背中を押してくれて、そのきっかけに思いきって乗ることにしました。
会う前は、ずっと頭の中がざわついていた
「今、会う意味があるんだろうか?」
「ちゃんと整理できてないままで会っていいのか?」
「そもそも整理なんか、しなくていいのかもしれない」
そんなふうにぐるぐる考えながらも、
最終的には、理由も理屈もすっ飛ばして「会いたいから会う」でいいと思えたんです。
そして実際に顔を合わせたとき、
「ああ、この人と、もう一度ちゃんと話したかったんだな」と思いました。
時間が、感情を静かに溶かしてくれていた
僕が彼との間に感じていた“わだかまり”は、実のところ、仕事に対する主義や能力の違いでした。
自分の思考や思想は聞き入れてもらえない、どうせ跳ね返されて終わるという恐怖があったのは事実です。
たったそれだけのことが、あの頃の自分には耐えがたく、どうにも拭い去れなかった。
でも今では、比較ではなく自分の幸せを自分で決められるようになった。
その変化が、ようやく僕の中にも根を張っていたんだと思います。
不思議なことに、彼の話す言葉の中にも、同じような価値観の変化が感じられました。
似たような道を通ってきたからこそ、今こうして、自然体で向き合えるのかもしれません。
「心がすれ違ったまま変化をした二人」が重なった
最近見た韓国ドラマ『ウンジュンとサンヨン』の物語が、まさにコンプレックスを抱えた友人同士の関係性を描いたもので、自分と重ねて見ていました。
子どもの頃からお互いを意識し、嫉妬や劣等感をうまく伝えられず、すれ違ったまま大人になって、
人生の最後の方でようやく本当の意味でわかり合う――そんなストーリー。
物語が人生に与える影響は、決して小さくない。
『涙の女王』のように、壊れかけた関係がもう一度始まりなおす話もそうですが、
僕はいつも、物語のなかで自分の感情の手がかりを探しているのかもしれません。
僕はやっぱり、「友達」を最も大切にしたい
誰と仕事をするか。
どんな評価を受けるか。
何を成し遂げるか。
もちろんそれらも大切だけど、
僕にとっては、過去に関係した人たちすべてを大切に考えることが、
人生における最大の安心であり、誇りだと思っています。
関係が戻ったからといって、以前と同じように戻るわけじゃない。
でも、それでも「また笑い合えるようになった」ことが、今の自分には何よりも尊い。
これを、ひとつの新しい出発点にできたなら――
きっとこの再会には意味があったと、胸を張って言える気がします。
ありのままを語ることが、誰かともう一度つながる鍵になる
このnoteでは、そんな「素直な言葉」が人と人との関係を結び直し、
そして事業やブランドにも深い意味を与えることを、日々考え続けています。
自分の言葉で、物語を届けたいと思ったら
誰かとの再会、素直な気持ち、過去のわだかまり――
こうした「言葉にならなかった想い」こそが、人の心を動かす原点です。
私たちは、そんな内なる言葉を、
企業のMVVやサービスストーリーに変換するお手伝いをしています。
心から伝えたいことがあるとき。
その“語り方”に迷ったら、ぜひ一度ご相談ください。
👉 noteの他の記事を読む
ABOUT US経営のための創造社私たちの考え方と取り組みを知る
関連する記事
-
DATE . 2026/01/22
組織づくりで一番難しいのは、仕事を教えることじゃない ──バイブスが合うかどうかの話
-
DATE . 2025/12/25
18歳の経営者と話した夜に、残った問い「子どもの社会」を、僕らはどれだけ知っているのだろう
-
DATE . 2025/12/22
会社のビジョンは理解している。でも、自分の人生とは結びついていない