インデックス
本インタビューシリーズは「ビジネス工場見学」をキャッチコピーに、経営者の頭の中を工場に例えて、どのようなプロセスを経て唯一無二のサービス創造に至ったのかを紐解いていきます。経営者の数だけ存在するビジネスの生産現場に潜入していきましょう!
この記事では
「経営者の過去の経験」を原材料の調達、「サービス立ち上げ」を加工・製造、「サービスローンチ」を出荷・提供という名称で表現しています。
第9回目となる今回は『株式会社Daft』の代表取締役社長である的場 慎一氏を訪ね、的場氏の頭の中にある「工場」での経営プロセスや考え方を見学させていただきました。
株式会社Daftは、店舗の業務効率化、販促、インバウンド対応に必要なアプリを網羅的にまとめたAll-in-Oneツール『Heyman(ヘイメン)』を提供する会社です。コロナ禍での緊急事態宣言発令後、飲食店舗向けにeチケット/eギフトの売り買いができるプラットフォームを立ち上げたことをきっかけとし、より加盟店に対して持続的な喜びを提供できるサービスを目指したことで誕生したサービスです。
的場さんの現在の価値観を形成した少年・青年時代の海外での体験や、刺激的なスタートアップ企業での仕事、そしてDaft創業に至るまでのプロセスをありのままに語っていただきました。キーワードは「全部をデジタル化する」。”令和のこの時代にビジネス創出や起業を志している人必見!”のインタビューを、どうぞお楽しみください。
1993年生まれ。兵庫県神戸市出身。10代の頃から頻繁に海外を訪れ、それをきっかけに海外思考を強く持つようになる。そういった理由から立命館アジア太平洋大学に進学し、在学中にデザインシンキングをテーマに掲げるゼミに所属。ゼミの活動からイノベーティブなビジネスに惹かれ、新卒で東京のスタートアップ企業に就職。その後起業し、オフライン広告事業を経て現在は店舗運営の効率化・仕組み化を実現するAll-in-Oneツール『Heyman』を運営。加盟店に対して持続的な喜びを追求しながら、今後は海外展開も視野に入れている。
ー 的場さん、今日はありがとうございます!ちなみに最近、このようなインタビューって受けられましたか?
的場 最近は受けていなかったんですけど、創業期はいくつか受けていました。最近は製品作りにフォーカスしているんですが、その当時は採用にも力を入れていたので。
ー なるほど!じゃあ久しぶりのインタビューになりますね。何卒よろしくお願いいたします。
的場 よろしくお願いいたします。
ー まずは生い立ちを伺えればと思うのですが、的場さんご出身はどちらでしょうか?
的場 兵庫県神戸市です。
ー あ、そうなんですか!じゃあDaftは地元で創業されたんですね。ご兄弟はいらっしゃいますか?
的場 弟が1人います。仕事は僕と全然違って自動車整備士をやっているんですけど。
ー 弟さんは経営の道には行かれなかったんですね。
的場 実は母親も不動産関連の経営もやっていて、兄の僕も起業家なので、そういう姿を見てしんどそうだから全然違う道に行ったみたいです(笑)
ー なるほど(笑)自動車整備士も素晴らしいお仕事ですよね。ちなみに的場さんはお母様の姿を見て、不動産関連の経営をしたいと思ったりはしなかったんですか?
的場 全くなかったですね(笑)僕自身は高校の時や大学の頃も1人でふらりと行ったりしていたこともあって「海外で仕事をしたいな」という気持ちがありました。
ー 海外ですか!大学生になってから行く人が多い印象ですけど、的場さんは高校の時からすでに行かれてたんですね。
的場 親が海外に行くのが好きだったので連れ回されていたんです。当時は嫌だったんですけど、それが理由で海外が身近な存在になっていきました。
ー その当時色々海外に行かれて、印象的な出来事とかありましたか?
的場 色々ありますけど、イタリアはすごい良かったですね。ゴシック建築とかも生で初めて見てすごい衝撃でした。あと鉄道でイタリアを横断していた時に、ローマで降りるはずが寝過ごしてしまってナポリ近くまで行ってしまったことがあったんですね。なんとか引き返そうと駅で色々教えてもらってたら「次の列車に乗れば帰れるから、もうタダで良いから乗りな」って言ってくれて。
ー めっちゃ優しいですね(笑)
的場 当時 長友(佑都選手)がイタリアにいた時期だったので、それが理由で優しくしてくれてたのかもしれません。
ー なるほど(笑)そういう経験があって海外で仕事することを志したんですね。
的場 なので大学も大分県にある「立命館アジア太平洋大学」という、学生の半分が外国籍と言われている大学に行ったんです。
ー 大学ではどんな活動をされていたんですか?
的場 「デザインシンキングで地方創生しよう!」といったテーマを掲げていたゼミがあって、僕も世界中の国を巡っていった中で色んな課題を感じていたのでそこに所属していました。
ー へー!面白そうですね!
的場 そこの活動で気づいたのが「ヒト、モノ、カネ、情報」が蓄積されていてフル活用できるような状況じゃないとビジネスは続いていかないということだったんです。当時はAirbnbとかがすごい伸びていた時期で「ああ、そういう世界もあるんだな」って思って。世の中の課題を解決しているのはスタートアップなんだなって感じていました。
見学メモ その1 | |
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Airbnb | サンフランシスコで誕生した民泊サービス。空室を貸し出したいホストと、「宿泊費用を安価に抑えたい」「通常とは異なる宿泊体験をしたい」といったニーズを持つユーザーをマッチングさせる。 |
ー そこでの活動がその後の的場さんのキャリアにも繋がるんですね。
的場 そうですね。あと当時、僕を含めた男4人で1軒家を借りて住んでたんですけど、その内の1人が「トラベロコ」っていうWebサービスをやっているスタートアップ企業のインターンをしていて。大分からリモートで仕事をしながら、数千人規模のユーザー数が数万人規模にスケールしていく瞬間を彼は体験してたんです。別府市の僻地にある小さな部屋のディスプレイから数万人にサービスが届いているというその事実に、当時の僕は衝撃を受けました。そこからさらにスタートアップに興味を持ち始めたんです。
見学メモ その2 | |
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トラベロコ | 海外在住日本人と、その海外に用事がある日本人をマッチングするCtoCサービス。通訳、観光案内など現地でのサポートを受けることができる。2019年より「ロコタビ」に名称変更した。 |
ー そんな経緯があったんですね。
的場 だから就職活動時は「規模が小さいけどプロダクト作りに深く携われる場所」を選びました。その流れから東京のスタートアップ企業にインターンシップで入って、そのまま入社して1年間会社員をやっていました。当時”スタートアップ”っていう言葉は東京以外であまり認知されていなくて、まだその時は”ベンチャー企業”って呼んでたんですけど。
ー 規模が小さくてプロダクトが強いスタートアップに入ったとなると、的場さん当時から結構ゴリゴリ仕事されていたんですね。
的場 そうですね。根が怠惰なんですよ(笑)
ー 根が怠惰(笑)
的場 めちゃくちゃ怠惰なんですよ(笑)とはいえ、怠惰に過ごしている自分がすごい嫌いで。”やるしかない状態に身を置く”というのがおそらく僕にとっての最適解でした。
ー そういう背景があったんですね。
的場 「泳がないと溺れる」みたいな。
ー あはははは!(笑)メンバー数はどれくらいだったんですか?
的場 当時インターンを含めて10人くらいの規模でした。
ー 職務内容はどういったものだったんですか?
的場 会社自体が「同時に複数のサービスを立ち上げて、その中から伸びたサービスに注力する」というスタンスを取っていたので色々サービスがあったんですけど、僕は賃貸系のWebサービスの営業をやっていました。
ー バリバリ営業してたんですね。
的場 バリバリ営業でしたね。そこから、マーケティングにもすごい興味があったのでWebマーケティングの仕事もしたりとか。上司的な立ち位置の人がやっていたことを勝手に巻き取り始めたらそのプロジェクトを任せてもらえるようになって、事業責任者に近い動きもさせてもらえました。
ー 仕事自体は楽しかったですか?
的場 楽しかったです。「やりたい!」って手を挙げたらまずはやらせてくれましたし。結果が出せれば色々任せてもらえる環境はすごく良かったですね。
ー そこでの経験がご自身の資産になっている感じですね。
的場 そうですね。あとは、端から見るとWebサービスってスイスイ上手くいっているように見えるんですけど、実際はめちゃくちゃ色んな失敗をしてるんだなって知れたのが大きかったですね。当時はRPAとかもなかったんで、1日何百・何千っていう数のメールを送ったりとかして。表面的なところじゃなくて、結局めっちゃ活動しないといけないんだって学びました。
見学メモ その3 | |
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RPA | Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)の頭文字を取ったもの。人がアナログ的に行っている作業を、自動化する技術やソフトウェアを指す。 |
ー 泥臭くやるのが何よりも大事ってことですよね。そこで1年間勤められて、起業しようと思い立ったのはなぜでしょう?
的場 実力のある人たちの働きぶりが見れたという点ではすごく良かったんですが、「起業家として成長するには起業してみないと始まらない」という部分をすごく感じて。何をするかは決めずとも、とにかく起業するって決めて退社しました。
ー 退社後すぐに起業されたんですか?
的場 はい。2019年に創業しました。今年で6期目になります。
ー 1番最初はどんなビジネスを立ち上げたんですか?
的場 広告系の事業を立ち上げました。屋外広告などのいわゆるオフライン広告の領域で、希望エリアのオフライン広告を探して出稿できるサービスでした。Web広告は市場がめっちゃ伸びてるんですけど、伸びているということはそれだけ枠の単価も上がっているということなので、オフライン広告も今後有効活用されていくだろうと思ったんです。
ー そうなんですね。広告業から始められた想いとかはあったんですか?
的場 前職で自社サービスの広告を制作して配信することがあったんですけど、あるユーザーさんが問い合わせフォームに「このサービスに出会えてよかった、ありがとう」ってメッセージを送ってくださった時があったんですね。それがめっちゃ嬉しくて。自分たちが作ったサービスをまだ知らない誰かに届けることができて、それに対して良いフィードバックをもらえるのがすごく印象的で。キャリア初期の頃の大きな成功体験のひとつでした。
ー 素晴らしいですね。ユーザーさんに対してもそうですし、広告を通して成果を出すことができればクライアントさんとの繋がりも深くなりますよね。
的場 そうですね。
ー そんな想いもあり広告業を立ち上げられて、的場さんはオフラインの広告枠をかき集めて行ったんですね。
的場 2019年の2月に創業して、10月くらいまでは集めまくってました。でもその直後にコロナが来て消し飛びました(笑)
ー ああ…そのタイミングだったんですね…具体的にどんな影響があったんですか?
的場 「Web広告の単価が上がっていくことでオフライン広告に流れ込む事業者が増える」という前提条件が崩れてしまったんです。インターネットの滞在時間も伸びるとその分広告の面も増えるのでWeb広告の単価も下がりますし、そもそも人が表に出ないので屋外広告は撤退せざるをえなくなりました。そろそろ東京とかにまで広げようとしていた矢先だったんですけど。
ー コロナになってからはどのように過ごされていたんですか?
的場 緊急事態宣言が出て飲食業界も大きな痛手を負っていた時期なので、取引先の飲食業の方からその当時色々と相談をいただいていたんです。キャッシュをどうにかして作らないといけないと。その中でお店の商品やサービスをeチケットとかeギフトで売り買いできるようにすれば売上も出るんじゃないかって思って、それを実践したんですね。結果それがバーンと伸びて。
見学メモ その4 | |
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eチケット/eギフト | アナログで出力することなくスマートフォンなどの端末にデジタル保管できるチケットや、相手の住所を知らなくてもメッセージやSNSでプレゼントを送ることができるギフトサービスのことを指す。 |
ー すごいですね。
的場 その経験から「これから飲食業界のデジタル化が急速に進むんじゃないか」って感じました。でも、そこまで伸ばすことのできたサービスにも課題があったんです。
ー どんな課題があったんですか?
的場 eチケットとかeギフトでお客さんが商品を購入するメリットは「安く手に入ること」なんですけど、例えば割引クーポンを活用した販売には新規顧客しかつかなくてリピーター獲得にはならないんです。ウチのサービスにはリピーターとして帰ってくるんですけど、同じ加盟店に何度も訪問してもらえる状態ではなかったので、それってウチから加盟店に対して持続的な喜びを提供できているわけではないなと。持続的な喜びを提供するために必要なことは、少人数でより効率的な店舗経営を仕組み化して提供することだと感じたんです。それが結果として今の『Heyman』を立ち上げるきっかけになりました。
ー 『Heyman』が現在提供しているサービスにはどんなものがあるんですか?
的場 今ではテーブルオーダーやPOSレジ、顧客管理からネット予約まで揃えています。基本的にお店の業務効率化に繋がるものは全部提供している状態ですね。リリース当時のサービス内容からもどんどんブラッシュアップしていっています。
見学メモ その5 | |
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テーブルオーダー | 来店客が自分の席から商品を注文できるオーダーシステムのこと。スタッフが直接注文を受ける必要がないので、業務効率化に効果を発揮し、オーダーミスなども防ぐことができる。 |
POS | 販売時点情報管理(Point of sale)の略称。小売業において商品の金額や個数管理機能を備えている機器をレジ(レジスター)と呼ぶが、レジのそういった機能に販売日時や顧客のデータなどの管理機能も加えたものをPOSレジと呼ぶ。 |
ー 店舗経営者の「それ欲しい!」がたくさん詰まったサービスなんですね。持続可能な喜びの提供を目指して立ち上げられた『Heyman』だと思いますが、今現在で的場さんが掲げられているサービス理念などはありますか?
的場 ”自分の仕事を通して誰かが喜んでくれる”という シンプルで1番大事なことをITの力で支えたいと考えています。『Heyman』では「『好き』が仕事になる熱量の高い社会を実現する」というミッションを掲げているんですが、それは提供した食事を美味しいと食べてもらえたり、服を着たり髪を切ったりしてお洒落になってもらえたり、それだけで仕事への意義を感じられる店舗経営者がたくさんいるはずだと確信しているからです。「誰かに喜んでもらえることが好きな店舗」と「その店舗のサービスが好きな消費者」の繋がりをたくさん作り出すことが、結果的に社会の熱量をあげることができると信じています。
ー とても素晴らしいミッションですね。今『Heyman』は何人で運営されているんですか?
的場 フルタイムだと僕とエンジニアの2人ですね。
ー まじですか?!すごいですね。2人で回されてるんですか?
的場 そうですね。結構大変です(笑)
ー 採用をして人を増やそうとか、そういった計画はありますか?
的場 ゆくゆくは考えているんですけど、人が増えたり資金を増やしたりした時にしっかり受け止められる状態にすることが先かなと思っています。筋肉質な組織形態を意識してやっていきたいですね。
ー なるほど。基盤作りってことですね。人を採用してもマネジメントが必要になりますし、目指しているものや目的も明確にしないといけないですもんね。
的場 そうですね。エンジニアを10人採用したからといって、必ずしも開発効率が10倍になるわけではないので。
ー 今後取り組む予定の事業とか、興味があってやってみたいこととかありますか?
的場 基本的に「お店の業務活動全てをデジタル化する」っていう思想は持っています。デジタル化していると仕組み化されて自動化されていくんです。例えばPOSレジでもハンディで注文を受け付けられるものがあると思うんですけど、あれに出退勤の機能をつけてあげれば社員の給料計算ができるようになりますし、事業への貢献度もすべて可視化できます。そういうのを全部網羅的に取り組んでいきたいなと。
ー 「全部をデジタル化する」って、良いですね。
的場 「一部をエクセルで管理している」とか、そういった断片的な取り組みが1番ダメなんです。人的ミスも起こりますし、工数は残り続けてしまうので。全部デジタル化して、全部ウチでサポートできるようになれば、お店の人たちが楽になるなと思っています。
ー なんでこの一部だけアナログが残っているんだろう?って疑問に思うものって結構ありますもんね。
的場 ですねですね。
ー 僕も今日アプリで新幹線のチケットを取って神戸まで来たんですが、改札を通った時に乗車券が別途紙で出てきたんですよ。意味ないじゃんって思って(笑)
的場 あはははは(笑)裏側の仕組みで、例えば他社さんの製品と連携していたりすると、他がデジタル化してもアナログが残り続けちゃったりするんですよ。
ー 的場さんご自身は元々、デジタル化というか、効率が好きなタイプですか?
的場 楽したい、っていうのはすごい考えています。
ー あははは!(笑)根が怠惰ですもんね?(笑)
的場 はい(笑)楽できるように一瞬だけ努力して仕組み化するのをめちゃくちゃやっています。
ー 将来的に海外展開したいお気持ちもありますか?
的場 めちゃくちゃあります。日本発のサービスで世界トップクラスにカテゴライズされるものって、特にソフトウェアの領域だとないんだろうなって思っていて。日本ではAIですら蚊帳の外じゃないですか。
ー AIも興味ありますか?
的場 全然あります。人の”最低”の下限も引き上げられるし、”最高”の上限も引き上げられると思っています。めちゃくちゃ可能性を感じています。僕自身もChatGPTでデータ分析や情報の整理とかやりますし。簡単なコードの修正とか、ちょっとした社内システムやWebアプリも簡単に作れたりするのでめっちゃ使ってます。
ー 的場さんが今でも野心を絶やさず燃やし続けられるための材料ってなんですか?
的場 創業期に描いた事業計画があって、その計画上ではバカみたいに業績が伸びてるんですけど(笑)「5年で上場!」みたいな(笑)
ー あはははは(笑)
的場 その当時の計画と現在地とのギャップって日毎に膨らんでいくんですけど、そこがいまだに悔しいと思っているんです。他社はどんどん伸びていて、海外展開している会社もあるし、何百億円の補助金を貰えるような会社とウチは規模も全く違いますし。
ー 規模も想像できないくらい規格外のことをやってみたいと。
的場 社会とか世の中をもっと良くしたいと思って経営している方って多いと思うんです。僕も想い描いていた未来があったけど、そこに全然到達できていないっていうモヤモヤがずっとあって。たまにヤケになって飲んで泥酔とかするんですけど(笑)
ー あはははは!(笑)
ー 最後になりますが、的場さんって座右の銘とかありますか?
的場 え〜。全くないです。
ー あはははは!(笑)
的場 なんか「私の座右の銘はこれです」って言っている人ってカッコ悪くないですか?(笑)
ー (笑)尊敬している経営者さんとかはいます?
的場 前職の代表はすごいと思います。持ち株100%でM&Aしていますし、種銭も自分たちで作って一定の規模まで拡大させて。当時代表が「人は夢を失っていく。世界でやるぞって言っていたやつは気がついたらしれっと個人株投資とかやり始めて何もしなくなる。気づいたら自分だけになっている」みたいなことを言ってたんです。僕は根が怠惰なんで(笑)、その言葉に影響を受けて今でも突っ走ることができている気がします。
見学メモ その6 | |
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M&A | 『Mergers(合併)and Acquisitions(買収)』の略。企業の合併買収や提携のことを指す。 |
ー 前職は環境からも人からも学ぶことが多かったんですね!的場さん、今日は素晴らしいお話をありがとうございました!
的場 こちらこそありがとうございました!
今回のビジネス工場見学は楽しかったですか?
木嶋氏から出荷されたサービスは下記から確認してみてくださいね!
株式会社Daft https://www.corp.daft.co.jp/
『Heyman(ヘイメン)』 https://lp.heyman.cloud/
さて、次はだれの工場を見学しよう
7歳の頃から小説を書くことに魅了され、2018年からフリーランスライターとして活動開始。現在はwebライティングをはじめWebサイトや広告などのコピーライティングや、ゲームやイベント、映像関係などのシナリオ・脚本制作を行なっている。また、小説や詩、エッセイや写真などの表現活動を通して物語やコンセプトの創作にも取り組んでいる。好きなものは珈琲、散歩、温泉、アート、エンタメ全般。これからゲーム配信に挑戦しようとしている。
事業戦略策定、戦略に基づく戦術(マーケティング、コンセプト、コンテンツ)の企画を生業としている。 以前はアドテク業界でトレーダー、HR業界でアナリストを務める。座右の銘は「1%くらいが好きになってくれれば良い」。好きな食べ物TOP3はいちご大福、柿の種チョコ、サーティーワンのポッピングシャワー。Twitterアカウント「ふたむら、曰く@observefutamura(https://twitter.com/observefutamura)」の運用者。お仕事のご相談はお気軽にDMまで!