自分の持ち場から、交換経済の未来を考える
- THINKING
DATE . 2025/10/16
こんにちは。経営のための創造社・二村康太です。
事業づくり、組織づくり、ブランドづくりに取り組む中で、日々感じたことを綴っています。
一昨日は、朝から晩まで社内ミーティングが続いた日でした。
僕がこの会社を立ち上げてからというもの、業務の多くは打ち合わせ中心。
それが日常になっているのですが、ふと立ち止まって考えると「打ち合わせをしているだけでは何も生産されない」ことに改めて気づきました。
つくることから、つくってもらうことへ
僕はもともとWebデザイナーとしてキャリアをスタートしました。
自分の手で何かを「つくる」ことから始まり、ディレクターになっても、まだ「自分を通してつくる」ことに変わりはありませんでした。
その後、プロデューサーとして人やモノ、お金、情報を集めてプロジェクトを成立させる立場になり、「誰かを通してつくる」ようになっていきます。
このように、上流工程に進むほどに「自分が手を動かさない」状態が増えていきます。
究極的には、自分と同じことができる人、あるいは自分が苦手なことができる人を周囲に揃えることで、自分は何もしなくても成果を出せる状況がつくれるようになります。
プロデューサーの粗利構造
ただし、ここで問題になるのが“利益構造”です。
集めたお金のすべてをリソースに使っていたら、自分の取り分はゼロになります。
だからこそ「責任を取る」という目に見えない業務の対価として、プロデューサーは報酬を得るわけです。
また、駆け出しのメンバーばかりを集めれば、粗利は増えるけれど自分の稼働は増える。
優秀な人材ばかりを集めれば、粗利は減るけれど時間が残る。
そのどちらの資源を次に回すのが良いかを考えて、キャスティングを設計していくことになります。
でも、そんな「粗利の最大化」という経営の基本原則すらも、最近は少し違って見えるようになってきました。
お金を残す意味とは?
そもそも、なぜ人はお金を残したいのでしょうか?
それは結局、自分の資産にするため。
もっと言えば、自分の人生や家族の生活を豊かにするため。
もちろん、世の中を良くしたいという大義のもとに稼いでいる人もたくさんいますが、それでも「自分を蔑ろにしてまでやる」人は、あまり多くないと思っています。
豊かさとは何か?
それは、安心・安全と、人とのつながり。
そう考えたとき、お金ではなくても、「食べ物を分けてもらう代わりに、労働を提供する」とか、「相手の欲しいものと、自分の欲しいものを交換する」といった、原始的でありながら本質的な交換経済が浮かび上がってきます。
コインもいらない、純粋な交換経済へ
以前、能力を交換することでコインを発行するような、ブロックチェーン的な仕組みを考えていたことがあります。
でも今は、それすら必要ないのかもしれない、と感じています。
「自分の欲しいもの」と「自分が提供できるもの」を、ただ交換する。
そんな純粋なプラットフォームが、そろそろ生まれてきそうな気がしています。
だからこそ、災害にも強く、好きなことに没頭できる。
そんな“レジリエンス”のある暮らしや働き方を、今のうちから意識的に設計していくことが大切だと思っています。
経営のための創造社では、MVV設計・ブランド戦略・自走型組織づくりなど、企業の“核”から事業を共につくる伴走をしています。
ブランディングに想いを込めたい企業
次世代のリーダーを育てたい経営者
事業承継や組織再設計に取り組みたい後継者の方
など、ご関心ある方はぜひ一度ご相談ください。
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