いいデザインは「任せる」と決めた瞬間に生まれる
- PROJECT
DATE . 2026/02/13
ケイソウシャ(経営のための創造社)という屋号で、企業やプロジェクトの「芯(MVV・理念・コンセプト)」を言語化し、それをWebやデザイン、運用の仕組みに落とし込む仕事をしています。
日暮里ゼミナールというPodcast/メディアもやっていて、「人の人生の選び方」や「価値観が滲む瞬間」を収集しては、コンテンツや企画に変換しています。
今回は、その日暮里ゼミナールのwebsiteが Web Designingさんに取り上げていただいたので、掲載のご報告と、少しだけ裏側の話を書きます。

久しぶりにnoteを書きます。
以前、日暮里ゼミナールのwebsiteができた報告はしましたが、今回なんと Web Designingさんに記事にしていただきました。
デザインに関する記事なので、本来はデザイナーの工藤駿さんへのオファー。
なのに僕は「アピールしたいがばっかりに」自らも登場させていただきました。恐れ入ります。
「僕のプロジェクト」だけど、僕が作ったわけじゃない
このデザインはもちろん僕のプロジェクトなので、思い入れはあります。
ただ、僕がやったことは突き詰めればシンプルで、
なぜやり始めたのか
何を実現したいのか
この“芯”を工藤さんに伝えたこと、ほぼそれだけです。
デザインと演出面のディレクションは、工藤さんがやりたいようにやってもらいました。
その結果が、今の形です。
「好きに作っていい」は、最強のモチベーションだと思う
工藤さんとはよく話すんですが、
やっぱり「好きに作っていい」というのは、クリエイターにとってものすごくモチベーションになると思います。
僕も昔は作る側だったのでよく分かります。
自分にとってはベストを追求しているつもりでも、
現場では確実にクライアントやディレクターの意向が入り、折衷案になっていく。
もちろん目的がある以上チューニングされるのは当然です。
でも事実として、「自分が本当にやりたいように作った」と言える案件は、ほぼ皆無だったりします。
自分で作ればいい?…それも簡単じゃない
じゃあ自分でテーマを決めて作ればいいのか。
これも当時は難しかった。
テーマを決めてもプロジェクトにする能力がない
演出の効いたコーディングにお金をかけられない
コピーも書けない
こういうジレンマがあって、デザイナーが一人で“好きなようにやる”のは、難易度が高いんですよね。
だから僕は「材料を用意して、盛り付けは任せる」を選んだ
そういう背景があるので、僕は今回こんな関わり方をしました。
テーマ設定やコンテンツ、コピーなど「材料」は用意する
味付けや盛り付け、サーブの仕方は完全にお任せする
これが、クリエイターにとって一番楽しめる状態なんじゃないかと思っています。
ただし「誰にでも任せられる」わけではない
もちろん、誰にでも「自由にやってください」と言えるわけじゃありません。
案件で深く関わっていたり、普段のコミュニケーションの中で、
僕の中身や、やりたいことを深いところで把握してくれている
デザインの理屈や“見る人の感覚”を言語化できる
狙いがある上で、コンセプトを決めきれる
こういう人だからこそ、任せられる。
「自由にどうぞ」は、放任じゃなくて“信頼の前提”が必要なんだと思います。
子育てもマネジメントも、結局は同じなのかもしれない
子育ても、マネジメントも、ある程度成長した段階では、
途中で介入するのをやめて、自由に考えてやってみてもらう。
この“勇気”と、もし失敗したときの“リカバリー能力”を持っておくことが、すごく重要だと感じます。
もしよければ、webデザイニングさんの記事も読んでみてください。
制作の背景だけでなく、演出や設計の意図まで丁寧に扱っていただいていて、「こういう見せ方、やってみたい」がきっと見つかると思います。
そして、この記事を読んで「自分のプロジェクトも、芯を整えて“任せられるデザイン”にしたい」「世界観の作り方を相談したい」と感じた方は、気軽に声をかけてください。
記事の感想だけでも嬉しいですし、デザイン/Web/コピーの壁打ちも大歓迎です。
(連絡はXのDM or noteのコメント、もしくは普段つながっている方はいつもの連絡手段でどうぞ。)
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