採用って、もっと感情的でいいと思う〜大切な仲間を損得で選ぶ矛盾〜
- THINKING
DATE . 2025/06/19
最近、Wantedly経由での応募がまた少しずつ増えてきました。
今は正社員募集はしていないものの、副業OKの業務委託で週に5人ほどがエントリーしてくれています。
昨日も、9月からの就職先が決まっているという新卒の方とオンラインでお話をしました。
「今の自分でできることは限られているけれど、少しでも学びたい」と前向きに話すその姿勢が印象的でした。
Wantedlyを使いはじめて3年が経ちます
導入当初は正直、こんなに合う人と出会えるとは思っていませんでした。
ありがたいことに、いま当社で活躍してくれているメンバーの多くはWantedly経由です。
Wantedlyでは無料で写真撮影に来てくれるサービスもあるのですが、
当社ではそれを使わず、自分たちでカメラマンを手配し、独自の世界観を写真に落とし込みました。
その写真が「この会社、なんか雰囲気が違うぞ」と感じさせてくれているようです。
プロフィールで見るのは、スキルではなく“人となり”
僕がエントリー者のプロフィールを見てまず注目するのは、
意外かもしれませんが「写真」です。
デフォルト画像のままだとその時点でスルーしてしまいます。
写真に自分の雰囲気を込められる人は、仕事にも“自分らしさ”を出せる人が多い気がしています。
また、冒頭のキャッチコピーや自己紹介文では、
自分のスキルよりも「価値観」や「やりたいこと」が書かれている人に惹かれます。
スキルは後からいくらでも育つ。
でも価値観が根本からズレていると、たとえ腕が良くても一緒に仕事をするのは難しい。
この感覚は、組織がどれだけ柔軟になっても、ずっと変わらない気がします。
学歴より、経験より、「何を大事にしてきたか」
学歴はほとんど見ていません。
というより、あとから「あれ?そういえばこの人どこ出身だったっけ?」と気づくくらい見ていません(笑)。
ただ、海外経験があると少しだけリスペクトしてしまうのは、
自分に留学経験がないという個人的なちょっとした羨ましさかもしれません。
結局、何を学んだかよりも、
「どんな気持ちで選び、どんな場面で踏み出したのか」の方が、その人の輪郭を教えてくれる気がします。
採用の決め手は、バイブス
僕は最終的に「この人と働きたいかどうか」を、バイブスで決めています。
バイブスというのは、説明するのが難しいんですが、
空気感とか所作とか、発する言葉やリズムににじみ出る“その人らしさ”や"高揚感"みたいなものと、個人的に定義しています。
合理的な評価ではなく、「なんか合いそう」「なんか好きかも」という感覚を信じてます。
実は、採用ってもっと感情的でいいと思うんです。
一緒に仕事をするというのは、目の前のスキルだけで決められることじゃない。
その人の発する雰囲気やリズム、沈黙の間の取り方ひとつで、
「一緒にやれるかどうか」が見えてくるときもあるんです。
バイブスが合わない能力の高い人よりも、バイブスが合う未熟な人の方を優先します。
なぜ、友達は感覚で選ぶのに、働く人は感覚で選ばないのか?
それはきっと打算の方が優先されているからじゃないでしょうか。
僕は、正しい「利害」は関係を保つのに必要だと思いますが、
一方的な打算だけを優先する両者は、打算が狂えばすぐに崩れる関係性に違いありません。
オンラインで分かること、分からないこと
オンラインでの面談もずいぶん慣れましたが、やっぱり画面越しには見えないものもあります。
画面上ではちょっと大人しく見えた人が、
実際に会ってみたらすごく前向きでエネルギーに溢れていた、なんてこともよくあります。
いまは「オンライン下手」というカテゴリが確かにあると思っていて、
それを理解しないまま評価するのはちょっともったいないと感じることもあります。
お互いに選び合っているということ
採用というのは、どちらかが上でも下でもなく、
どちらかが主導権を持っているわけでもない。
ただ、お互いが「この人と一緒に働いてみたい」と思えるかどうか。
それが一番大事なんだと思います。
そんな関係で出会えた人と、
できるだけ長く、できるだけ自然に、仕事を続けていけたらうれしいですね。
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