マガジン

【事例】TIDE プロダクト・ウェブサイト全体リブランディング

2023.12.20

現状の売上は良好だったTIDE。一方で、当初の戦略では対象者を広げることができなくなっており、今後の見通しが読めない状態でした。そこで、ブランド力向上を目指すリブランディングを目的とし、バッグの素材やパターンの選定からウェブサイトのリニューアル、ECサイトを越えた販路開拓までを行いました。
「TIDE(タイド)公式サイト」はこちら

私たちはまず、0→1で真新しいブランドをつくるか、現在のブランドを活かしたリニューアルを行うかのふたつの選択肢のうち、どちらの方法でブランド力向上を目指すかを考えました。結果として、現ユーザーが離れるリスクと時間の制約を鑑みて、ブランドが今持つ縫製技術やリソースを活かしたリブランディングを行いました。

縫製技術と想いをプロダクトにどう落とし込むのかも大きなポイントでした。トートバッグはパターン(型)や革などを改めて見直し、クオリティの底上げを。金具には曲線を取り入れたデザインを採用し、ブランドのアイデンティティを細部にまで施しました。

ウェブサイトでは、70年以上紡ぎ続ける「潮(TIDE)」といったTIDEが持つテーマに焦点をあてながら、コピーライトから商品画像まで全てを刷新。メインビジュアルには、TIDEが紡ぐ曲線である「TIDE Pattern」を使用。絶えず変化する潮流や予測のできない人生の道のりを表すブランドが発信したいメッセージをビジュアルで伝えました。
公開直後から、既に好印象のお声を多くいただいています。認知向上をさらに目指すべく、販路設計も提案。ECサイト中心の販売スタイルに加え、卸先の選定をはじめとする販路拡大施策も行っていくこととなりました。さらなるブランド価値向上を目指してまいります。

「TIDE(タイド)公式サイト」はこちら
プロダクトオーナー 内海公翔(アーバン工芸)
総合プロデュース・コンサルテーション:東良 亮(SASI)
ブランドマーケティングアドバイザリー:ふたむら康太(経営のための創造社)
クリエイティブディレクション・アートディレクション:山本康隆(経営のための創造社・postoffice)
Webデザイン:中町勇輝(SASI)、ロジャージャンソン(SASI)
コピーライティング 内海公翔(アーバン工芸)
Webマーケティング:三浦大輝(SASI)

マガジン