「誰と組むか?」を決める前に、自分の価値観を明確にする
- THINKING
DATE . 2025/06/05
自己紹介とこのnoteについて
こんにちは、二村康太です。
企業のMVV設計やチームづくり、ブランディングやプロジェクト推進を通して、「事業の軸をつくる」仕事をしています。
このnoteでは、現場で感じたことや日々の実感を、言葉に残していくシリーズです。
今回は、“マッチング”の話。
名古屋の実家近くで出会ったある経営者との会話をきっかけに、改めて気づいたことをまとめました。
名古屋で出会った、価値観の合う社長
今日は、実家の近くにある物流会社へご提案に伺いました。
お相手は、バイタリティにあふれ、ロジカルで情熱的、そしてとてもポジティブな社長。
仕事の内容や進め方に関する価値観もぴたりと合って、話していてとても気持ちがよかったです。
僕たちの仕事は、いわゆる“工数ビジネス”で、ひとつの案件にコミットすればするほどリソースが限られ、ビジネスとしてのスケーラビリティは高くありません。
それでも、関わった会社が拡大していく手助けができるのなら、それは大きな喜びなんだと、今日改めて気づきました。
本題:マッチングって、どれだけ本気でやってますか?
さて、今日は「マッチング」の話です。
営業や採用において「相性が大事」というのは、もはや常識かもしれません。
でも実際の現場では、なんとなくの直感や当てずっぽうで進められているケースも少なくないと感じています。
ペルソナや採用ポートフォリオを整えている会社もありますが、
価値観や思想レベルでのマッチングまで見ている企業は、まだまだ少数派です。
僕自身は、そこを最も重視しています。
合わない相手と組むと、結局みんなが損をする
ロジックで完璧な提案をしても、価値観が合わなければ、
「なんか好きじゃない」「信用できない」と思われて終わりです。
その違和感が「クオリティが低い」という評価につながることもある。
そうなると、発注元にも迷惑がかかりますし、自社にも風評的な悪影響が出てしまう。
だからこそ、自分の価値観や主義を明確にしておくことが大切だと感じています。
僕は今、クライアントと価値観がマッチしない場合は、たとえ条件がよくても仕事は受けていません。
実際に使っている“マッチング条件”とは?
今利用しているのは、「営業代行」というよりは、
“いい出会い”を提供してくれるマッチング型のサービス。
その営業担当の方には、以下のような条件をしっかり伝えています。
地域:関東・中部
年齢:30〜40代
嗜好:倫理観・本質志向・バイタリティあり
知識:IT/クリエイティブ/マーケティングのリテラシーは高くなくてOK
規模:年商20億未満
業態:同業・受動的すぎる下請け・飲食業は除外
その他:HPが古く、刷新されていない企業
これはあくまで“このサービス内での条件”で、実際には70代の会長層ともぜひ出会いたいと思っています。
でも、母集団が限られている中で出会いの精度を上げるには、これくらい絞り込む必要があります。
さらに、弊社資料やWebサイトを事前に見てもらい、それでも興味を持ってもらえた方だけにご紹介をお願いしています。
自社HPは、「価値観のスクリーニング装置」
こうした流れの中で、改めて思うのは、自社HPの役割です。
問い合わせを集めること以上に大事なのが、
“価値観が合う人だけが入ってきてくれる”仕組みになっているかどうか。
つまり、自社の価値観や美意識、思想をしっかり出すこと。
それは裏を返せば、「広くリードは取れなくなる」ということでもあります。
だからこそ、
売上規模やインパクトをどこに置くのか
コアファン/ライトファンで訴求を分けるかどうか
こうした設計を、意識的に考えていく必要があります。
どんなテーマも、結局ここに戻ってくる
繰り返しになりますが、やっぱり大事なのはここです。
まずは、自分を知り、自分を伝えること。
どんなに緻密な戦略を立てても、価値観が不明確では、正しい判断ができません。
自分のスタンスを明確にしておくことで、仕事のストレスは驚くほど減ります。
同時に、誠実なマッチングが、思ってもみなかった喜びを連れてきてくれることもあるんです。
いつかの予告:価値観で選ばれる会社へ
今回は「マッチング」と「自社の価値観を伝える設計」について書きました。
いつかはさらに掘り下げて、
なぜ“価値観で選ばれる会社”は強いのか?
顧客にもパートナーにも伝わる“思想の言語化”とは?
というテーマで書いてみたいと思います。
また覗いてもらえたら嬉しいです!
🔖 このnoteに共感いただけたら…
スキ!を押していただけると励みになります
SNSでのシェアも大歓迎です(#マッチング設計 などご自由に)
コメント欄での感想や実体験、ぜひお聞かせください!
関連する記事
-
DATE . 2026/10/21
インディペンデンス・デザイン®|全11回
-
DATE . 2026/05/20
AI時代だからこそ、クリエイターが起点になるということ
-
DATE . 2026/04/26
AIに仕事を奪われるのではなく、「奪われる側」に留まるかどうかの話だと思っています