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「売上にならないかもしれないけど」から始まる未来〜“多動×意思”の価値

  • THINKING

DATE . 2025/06/28

「売上にならないかもしれないけど」から始まる未来〜“多動×意思”の価値



こんにちは、「経営のための創造社」という屋号で企業のブランドや戦略設計をはじめとする経営支援を行っている二村康太です。
最近はnoteやポッドキャストを通じて、日々の現場での学びや気づきを共有しています。


今日は、愛知県豊川市の企業に伺い、ポッドキャスト出演のご相談とあわせて、経営のお話をじっくりとお聞きする機会がありました。

お会いした代表は、とてもエネルギッシュで意欲的な方。
特に印象に残ったのが、こんな言葉でした。

「これをやったからといって、売上になっているわけではないですけど」


すぐ売上になるかどうか、だけでは測れない

この言葉を聞いて、僕は強く共感しました。
売上に「直結」することばかりを追っていると、それはつまり「相手の動きが読めること」しかやっていないということにもなります。

でも、相手の動きが読める範囲だけで勝負するのは、つまり“みんながやっていること”しかできないということです。
反対に、売上につながるか分からないけれど「これをやりたい」「この価値を届けたい」という動機で始めた取り組みは、相手が気づいていない価値を差し出すことになり、結果として独自性のある接点になります。


“多動”は、現代の生存戦略

今日訪問した企業の代表は、そういった“見返りがわからない取り組み”を、いくつも同時に実行していました。
一見バラバラに見える活動も、実は自社のリソースや文脈と繋がっていて、じわじわと本業にフィードバックされている。

これを僕は“多動の戦略”だと思っています。

あらかじめすべてを設計して、狙い通りに進む世界ではもうない。
計算づくで考えた一手より、価値観に沿った一手の方が、巡り巡って正解にたどり着くことがあります。


意思のある行動は、人を引き寄せる

「これはやりたい」と思って行動することは、自分の内側にある意思と向き合うことです。
そして、意思をベースに動いている人には、似たような意思を持った人たちが集まってくる。

会社の理念を言葉で定めることも大切ですが、
それ以上に、“日々の行動が理念に沿っている”ことの方が、はるかに説得力がある。

だから、「これって売上になるんですか?」という問いに、迷わず「いや、わからないです」と笑いながら言える人の周りには、自然と未来の仲間が集まってくるのだと思います。


おわりに

儲かりそうだから、という理由で柄にもないことをやっても、長続きしません。
それよりも、自分たちの価値観や美学に正直に、意思に沿って動いている企業こそが、
結果として“選ばれていく”時代になってきているのではないでしょうか。


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