ブランディングへの投資ができるかは、美意識があるかどうかで決まる
- THINKING
DATE . 2025/09/27
こんにちは。経営のための創造社・二村康太です。経営と創造のあいだを行き来しながら、企業のブランド戦略支援や教育コンテンツの企画・運営をしています。
「経営のための創造社」という屋号で、目に見える成果だけでなく、組織や個人の“内面の仕込み”にも価値を見出せるような活動を続けています。
久々の新規商談で感じたこと
少し間が空きましたが、一昨日の話です。
最近は既存案件に対応することが多く、新規の商談が減っていたのですが、久しぶりにビジネスマッチングサービス経由で新しい提案の機会がありました。
お相手は工事関連の会社で、売上は以前より数億円単位で減少し、人数も縮小。喫緊の課題として「新規見込み客の獲得」が求められていました。
軸がなければ価格競争に巻き込まれる
僕はいつものように、
自社の軸を明確にすること
単純な機能・価格比較に陥らないこと
オリジナルのステークホルダーを設定し、その生息地を探すこと
といった話をしました。もちろん一方的に押し付けるのではなく、選択肢の一つとして。
ですが、返ってきたのは「お金を稼ぐのが最優先なので、仕込みに費用はかけられない」という正直な反応でした。
仕込みに踏み出せないのは“経験値不足”と“美意識の有無”
仕込みに予算をかけずに営業を強化しても、成約率や客単価は頭打ちになります。
逆に、戦略的に仕込んでから動けば、初期費用はかかっても長期的にはプラスに転じる可能性が高い。
でも、その投資が“未経験”だと、怖くて踏み出せない。これがブランディングに踏み切れない企業が多い理由だと感じます。
さらにそこにあるのが、“美意識”や“嗜好性”の有無です。
この感覚がある経営者は、数字を超えた“見た目”や“言葉”の世界の価値を理解できますが、そうでない場合は「頭で計算するブランディング」になってしまう。
信じきれないから、止まってしまう
戦略がよくても、パートナー会社が優秀でも、美意識がなければ信じきれない。
だから途中でやめてしまう。成果が出る前に疑心暗鬼になる。
ブランディングとは「成果を得るための最短距離」ではなく、「世界観を構築し続ける持続的な営み」です。
美意識があれば、それを信じて“結果が出る前”でも進み続けることができる。
美意識は、教育でしか育たない
だからこそ、僕は子どものうちから美意識や嗜好性に気づかせる教育が必要だと思っています。
流行ではなく、自分なりの選び方や好き嫌いを見つける訓練。
そうした素養を育てておけば、将来ブランディングに投資する判断が“数字”ではなく“感性”でできるようになる。
それが企業を続ける上での大きな分かれ道になります。
数字に頼らず、“自分の感覚”で選べる経営を
僕は、戦略やマーケティングのスキル以上に、“自分の美意識を信じられること”が経営者にとって大切だと考えています。
感性があれば、戦略は後からついてくる。数字はあとで証明される。
だからこそ、今のうちから、子どもでも経営者でも、自分なりの選び方を言語化し、育てていくことが必要です。
このnoteでは、そんな「美意識から考える経営」について継続的に発信しています。
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また、企業の戦略・ブランド支援をご希望の方は、お気軽にDMにてご相談ください。
感性も、仕組みも、どちらも一緒に育てていきましょう。
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