期限があるからこそ、人の心に届くものが生まれる?
- THINKING
DATE . 2025/08/19
経営のための創造社・二村康太です。
企業や個人の本質的な価値を引き出し、持続的に成長するための戦略や仕組みを一緒に設計しています。
単なる目先の改善ではなく、価値観や目的に基づいた経営デザインを提供しています。
昨日は15:00から19:00までノンストップでディレクターと打ち合わせと面接を行い、その後、彼女と一緒に日暮里の立ち飲み屋で食事をしました。
印象的だったのが「締切」の話です。
彼女は有名建築家の展覧会を見に行き、自由な発想で突き詰めたアウトプットを前にして、こう思ったそうです。
「私はいつも締切に追われている。これでいいのか?締切に追われず突き詰められる立ち位置にまで成長しなければダメなのでは?」
経営における締切の必然性
僕の考えは少し現実的です。
自社を経営していたり、経営をサポートしている以上、数字を見ています。一定期間に一定の金額をあげるためには、締切は必ず設けられる。
逆に締切がないと、入金や成長の目標を達成するのは難しい。
ただし大切なのは、「誰が締切を決めるか」です。
クライアントから理屈なく決められて急かされるのではなく、クライアントの経営数字にある程度コミットできれば、レバレッジのタイミングを理由にこちらで最適な締切を設けられる。
そのポジションに立てるかどうかが肝心です。
アートと締切のあいだにあるもの
もちろん、アーティストの世界では事情が異なります。
もし一枚の絵が数億円の価値を持つなら、2年かかっても十分に成立する。収入を期間で按分すれば、それで生活が成り立つからです。
ただ、これはごく一部の話。
現実にはプロジェクトは複数人で進み、請負である以上、締切は必ず存在します。
以前、僕らの「日暮里ゼミナール【補講】」でも出演者のユスカルくんが「締切をしっかり設ける人の方が実際いい音楽をつくる」と話していました。
建築家にしても、自由に見える創造の裏には必ず納期と制約がある。
締切をどう生かすか
だからこそ問われるのは「締切にどう向き合うか」です。
ただ追われるのではなく、相手の事情を踏まえて設定し、自分の成長や作品の質に活かすこと。
独りよがりではなく、関係者や相手のことを思いやれる人が、人の心を動かすものを生み出すのかもしれません。
経営のための創造社・二村康太
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