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第1回:アプローチは恋愛と同じ!?メールをしたためる。

2022.01.05

  • アプローチ
  • 出会い
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この連載記事では、『経営のための創造社』代表のふたむら康太さんと話をしながら、仕事に対する考え方や進め方について深堀りをしていく企画です。 企業の経営者や担当者の方が、この記事を読んだ時に仕事上のヒントになることを散りばめられればと目論んでいます。 第一回目はお客様との出会いについて。 いい仕事を長く続けるために、まずは最初の出会いについて考えていきます。

営業メール
  仕事においてクライアントとの出会い方はさまざまある。 自分から積極的に売り込む場合もあれば、先方から突然連絡をもらうこともある。 また知人からの紹介であったり、自社のホームページや広告に触れられてアクセスをしてもらうことも多い。 どのような出会いであっても、仕事のパートナーとして付き合えるか否かファーストインプレッションによって大きく判断されるので、非常に重要になる。 『経営のための創造社』のふたむらさんに、お客様との出会いについて質問をぶつけてみると……。 「どのような経緯にしろ、出会いに至るまでの熱量がポイントです」と答えが即座に返ってきた。 こちらが一緒に仕事をしたい会社がある場合、アプローチ先のことをしっかりと調べているのは当然のこと。業務内容や事業展開、そして強みなどその会社のベーシックな情報を把握した上で、自分の会社とカルチャーや価値観が合い、一緒に未来を作っていきたいという思いを、まるでプライベートでの恋愛と同様にアピールするべし、と二村さんは語る。 実際に『経営のための創造社』がクライアントを獲得したときの出会いを聞くと「最初にメールでアプローチしたときは、あまり深く知らないながらも相手のことを思い浮かべて、なぜ一緒に仕事をしたいのか?何をやりたいのか?を真摯に書き綴りました。そう、まさに相手先の企業へのラブレターですね。 また別のクライアントには、代表者が書かれた書籍を読み込んでその内容についての感想を書き、熱い思いを伝えました。 好きなブランドであれば、そのブランドとの思い出を書いたりもしました。 如何にその会社に対してこちらが愛情を持っているかということを伝えることに努めるようにしています」と経験談を披露してくれた。 何を伝えたら相手に喜んでもらえるのか? 価値観が合うことを表現するにはどうしたらいいか? そこをとことん考えて、出会いに繋げていっていることがふたむらさんの話から伝わってくる。 そして反応が返ってこなければ、価値観が合わなかったとスクリーニングしているという。  

「バイブスが合う」ことがいい仕事の秘訣

一方、先方から仕事に対する問い合わせをもらう場合はというのは、相手がこちらの業務に興味を持っているということ。 ホームページからのアクセスであれば、仕事内容はもちろん、デザインやテイストなども先方が共感してくれていることが多い。 『経営のための創造社』では連絡がきた場合はどのように対応しているのだろうか? 「連絡をもらった際の文章や要望などを吟味してみると、こちらが合わないと思うこともあります。 そうした場合でも、せっかくご連絡をいただいているので一度は必ずお会いするようにしています」と二村さんは語る。 実際に会うことで、改めて相手の意向を伺いながら、こちらの考え方や強みを伝えることで、お互いの理解度が深まりパートナーを組めるかどうか判断できるようになるという。 「バイブスが合うか否か。仕事での出会いではその判断が大切です」とふたむらさんは言い切る。 経営者や担当者とたくさんのお話をし、本音を聞き出すこと。 そうすることで相手のことがよくわかり、気が合う人と仕事をすることができ、結果としていい仕事ができるという、プラスのサイクルが回っていくわけだ。 次回は出会ったあとの、初回訪問について探究していく。

奥山泰広

株式会社POW-DER 代表取締役
1968年11月21日生まれ。慶應大学経済学部卒業後、出版社の世界文化社に入社。モノ&ファッションを扱う月刊誌Begin編集部配属され、2000年から編集長を務めました。2006年に退社し、1年間フリーの編集者の経験を積み、2007年11月に編集プロダクション株式会社POW-DERを設立。出版物の編集や広告案件、ファッションやスポーツ、クルマメーカーなどのカタログや広告などを中心に業務展開。現在では大学の広報誌や教育関係の専門誌、さらには企業のWEB制作や動画制作も手掛けています。
http://www.pow-der.jp

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