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エシカル経営が当たり前になる日|ケイソウシャが考えるエシカル NO.1

2024.06.03

  • ESG
  • エシカル
  • サステナビリティ

冒頭から申し上げますと私たちケイソウシャは、サステナビリティ活動やESG投資などヘルシーな経営を推進することを表す言葉たちがなくなるといいなと思っています。それは、これらのキーワードに消費者や企業が踊らされることなく、それって当たり前だよねという感覚、世界になって欲しいから。

エシカル経営は企業の顔を表すひとつの側面として、将来は「取り組むのが当然」という考えになるはず。今はまだ当たり前に行うフェーズではないからこそ、エシカル経営の発信を通して企業やサービスのブランディングやPRを支援していきたいと思っています。

エシカル

エシカルは「倫理的」「道徳上」という意味を持ちます。すなわち、法律的な決まりがなくとも多くの人が正しいと思えることや人間が持つ良心から発生する「社会的な規範」とも言えます。

サステナビリティ

直訳すると「持続可能性」という意味。「Sustain(持続する)」と「Ability(〜する能力)」を組み合わせた造語。
環境や経済、社会などの観点から物事を長期的な視野でとらえ、持続可能な取り組みを行うという考え方。企業だけの話に留まらず、個人や国など社会全体の取り組みも指します。サステナビリティへの取り組みは日本においても広く浸透し、いまでは企業にとって欠かせない考え方となっています。

ESG

ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取って、作られた言葉。
環境や社会に配慮し、健全な企業活動を行うESGの3要素を重視する経営方法を「ESG経営」と言い、近年ESG経営を行う企業は企業価値が高まる傾向にあります。また、ESG経営に積極的に取り組んでいる企業に投資することを「ESG投資」と呼び、ESGはサステナビリティ活動を実行するための手段とも言えます。

エシカルは共感に繋がる

日頃、生活しているなかで「エシカル消費」という言葉を耳にするようになった人も多いと思います。エシカル消費は「人や社会、地球環境に配慮した倫理的に正しい消費行動」という意味合いで使われており、今では安全性や品質、価格に次ぐ商品選択の「第4の尺度」とも言われています。

世界中で発生しているさまざまな社会問題、環境問題は今に始まったことではありません。しかし、「どこか遠い場所で何かが起こっているみたい」と、感じてしまうことも正直あったと思います。そこから時代は経ち、今ではインターネットを通じて個人単位での発信も容易になったことで、児童労働や不正な労働搾取、地球温暖化などさまざまな現状のリアルな情報を知ることができるようになりました。

それらの問題を助長しないために、私たちはさまざまな情報を通して、エシカル消費を選ぶようになりつつあります。それは、働き手や作り手の労働状況、環境に配慮されたものや地域貢献に繋がるものなど、第4の尺度で「少しでもいいものを選べるといいな」という気持ちが生まれているからだと思います。つまり、私たちのエシカル消費の選択は、プロダクトやサービスへの応援を表現することであり、社会問題の解決への一票と言えるのではないでしょうか。

つまり、企業は人々から賛同を得る必要があると言えます。だから、サステナビリティ方針を掲げ、事業を推進していく必要があるのです。これは企業が環境問題や社会問題をどのように捉えて、どんな取り組みを行っていくのかをまとめた内容のことです。この方針が人々からの共感に関係するということは企業全体のブランディングにも繋がると言えますし、認知やファン化のきっかけにも貢献します。そのため、第4の尺度である「エシカルさ」を消費者にPRしていかなければなりません。つまり、サステナビリティ活動は、現代の企業活動において重要なブランディング施策のひとつなのです。

一方で注意したいのが、見せかけだけの取り組みや誇張表現をしてしまうことです。これは虚偽の活動を掲載するなどの「グリーンウォッシュ」にも繋がりかねません。そのため、現在の状況を改めて整理し、あるがままの形を伝えることが重要です。

私たちが考えるエシカル経営

SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)のゴール12には「つくる責任 使う責任」というものがあります。

17のSDGsアイコン

繰り返しますが、エシカル経営とは企業が人や社会、環境、地域に配慮した考え方や行動をすることです。

「つくる責任 使う責任」とは、どういうことでしょうか。企業は目的を果たすためにどのようなサービスを生み出すか、どのような人を雇用するかなど、機会をつくるためにさまざまな「選択」をしています。そしてつくるからには、使う責任も果たさないといけません。

例えば、求められているからと大量につくっても捨てられることも考えた選択をしなければ、責任を果たしているとは言えないでしょう。「つくる責任 使う責任」に向き合う活動は、消費者をはじめとするさまざまなステークホルダーに伝わるものです。これは、企業に対する根本の信用問題にも繋がりかねない重要なことでもあります。

ケイソウシャが届けるエシカル

今回から「エシカル」に関する読みものを連載としてスタート。ホームページ制作におけるサービスの一つとして「サステナビリティページのリニューアル」も開始しています。

これらは、わたし個人の興味関心をきっかけにケイソウシャに対して提案し、形になったものです。ケイソウシャとして、サステナビリティページを手がけることはこれまでにもありましたが、ページの制作及びリニューアルをきっかけにエシカルに対する考え方や在り方を見つめ直すことに繋がる企業が一社でも増えますようにという願いも込められています。

そして、このような支援を実施していくケイソウシャという集団そのものもエシカルであるために、プロジェクトに一緒に取り組むメンバーとの関係や一人ひとりの企画や提案を尊重し、持続可能な経営を推進していきたいと考えています。

「どの選択にも意味があり、その選択を遂行する責任がある。」

ケイソウシャは今持っている「より良い選択」を行い続け、持続的な経営を行います。

私たちは毎日たくさんの情報を得て、無数の判断をし、どのようなアクションを行うのかを選択しています。その選択自体の良し悪しは誰かが決めるものではなく、私たち自身が理解し納得できるかどうかが重要だと考えています。だから、ケイソウシャも関わるメンバーも周囲に合わせるのではなく、お互いの考えを尊重し合うことができるのです。それは社内のコミュニケーションが良くなるだけでなく、集団としての発信や表現などのアウトプットにも現れます。

ケイソウシャは、企業のサステナビリティ活動は外から見た企業の輪郭をはっきりさせる効果があり、人々からの応援や共感に繋がると考えています。業績やIR資料には表現しきれない企業の顔を表す一面としてこれから先もますます必要であり、ゆくゆくは「取り組むのが当たり前」という考えとなるはずです。

今はまだサステナビリティ活動を当たり前に行うフェーズではないからこそ、サステナビリティページを通して企業やサービスの発信をお手伝いできればと思っています。日頃の生活をはじめ、企業におけるエシカル経営が当たり前となりますように。

企画・執筆 後藤愛海

海のそば生まれ、海の近く育ち。Webディレクターを軸にフリーランスとして活動中。「温度を感じるクリエイティブづくり」がモットー。以前はキャンプWebメディアや不動産Tech企業にて編集企画やPRを担当。今までの経験を活かしてコラム執筆やアパレルブランドのブランディングにも携わる。好きなものは、食とお散歩、自然のなかにいる時間。去年やっと海の近くに戻ってきたところ。

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