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株式会社共和電業

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プロジェクトの背景

共和電業の教育用ひずみ計測器を起点としたブランド、HIZMIN_LAB.。計測に初めて触れる学生や、ものづくりに関心を持つ人たちへ、製品の機能とともに「測って、発見する」体験の価値を届ける取り組みです。

専門的な計測技術を、次の世代が自分の問いや制作に使える道具としてどう伝えるか。ブランドとプロモーションの両面から、その入口を検討しました。

株式会社共和電業の制作物

見つけた問い

精度や仕様を説明するだけで、初めて計測に触れる人が「自分も使ってみたい」と感じられるだろうか。着目したのは、目に見えなかった変化が数値になる発見と、それを次のものづくりへつなげる楽しさでした。

使い道を一つに決めるのではなく、使い手が問いを立て、試す余白を残す。製品を知ってもらうことから、計測に関わってみたくなる理由をつくることへ、伝える内容を広げています。

企画の出発点は「なぜ、私たちは測るのか?」という問いでした。身長やジャンプの距離を測る身近な体験から、構造物の安全を確かめる専門的な計測まで、測ることは世界を理解して次の選択をする行為です。その意味を次の世代に開くことを、プロジェクトの軸に置きました。

株式会社共和電業の制作物

ブランドの表現

現在のブランドサイトでは「はかるのは、つくるため。」を掲げ、計測の背景にある考え方から、対象となる人たち、教育用ひずみ計測器ME:SURE、共和電業の技術の源流へと紹介しています。

株式会社共和電業の制作物

「測ること」を、創造する行為として捉え直す

企画資料では「測ることを、創造することへ。」をPurposeに据え、子どもや若者が計測に想像力を持ち、自ら問い、発明し、行動できる状態を目指しました。完成したブランドサイトの「はかるのは、つくるため。」へとつながる、考え方の土台です。

計測器の用途を説明し尽くすのではなく、科学にも、芸術にも、遊びにも使える余白を残す。何を測るかを使い手が決められること自体を、価値として捉えています。

技術への信頼と、近づきたくなる親しみを両立する

ブランド名、ロゴ、製品の名前を、専門技術への入口として整理しました。ネーミングの検討では、用途を限定しないこと、創造性と親しみやすさを両立すること、技術的な信頼感と感性のバランスを取ることを基本方針にしています。

教育用ひずみ計測器はME:SUREへ。企画段階の「世界を測る、あなたの最初の道具。」という言葉とともに、最初から用途を知っている専門家だけでなく、これから使い方を見つける人に届く位置づけを検討しました。

株式会社共和電業の制作物

専門技術に、好奇心から近づける入口を

色鮮やかな図形やキャラクターを使った画面と、問いかける言葉を組み合わせた構成。研究者や技術者だけでなく、大学・高専の学生や、ものづくりを志す人にも、計測の世界への接点を開いています。

考え方から製品へつなぐ

ブランドの考え方を読むだけで終わらず、ME:SUREの商品紹介とオンラインストアへ進める導線を設けています。何を測るか、どう使うかを想像した先に、具体的な道具との出会いがある構成です。

企業の技術を、使い手が試す体験へ翻訳する

企業サイトでは計測技術の信頼性を伝える一方、このブランドサイトでは、初めて触れる人が計測に関心を持つことを入口に置いています。同じ技術でも、既に用途を知る人への説明と、これから使い道を見つける人への説明は異なります。

計測器の紹介に至るまでに、何のために測るのか、自分の制作や学びにどう関係するのかを考えられる流れをつくっています。製品の情報と購入の導線は残しつつ、その手前に好奇心を持てるブランドの文脈を置いた構成です。

次の展開

プロモーション提案では、大学や専門家との関係づくりを起点に、製品の体験を取材・記事化し、ブランドサイトやSNSで次の人へ届ける流れを整理しています。

単発の発信で終わらせず、使い手の気づきや活用方法が蓄積され、次の体験につながることを目指す計画です。体験機会の実施状況や販売成果は、確認できた内容に応じて紹介していきます。

担当範囲

  • ブランド・プロモーション企画
  • Purpose・コンセプト・コピーの整理
  • ブランド・製品ネーミングとロゴの検討
  • ブランドサイトの体験・情報設計

プロジェクトチーム

  • プロデュース・アカウント・クリエイティブディレクション

    二村 康太

  • PM・ディレクション

    後藤 愛海

  • アートディレクション・デザイン

    工藤 駿(凪と風)

  • コピーライティング

    二村 康太

  • コミュニケーションプランニング

    東良 亮(創生アドバイザリー)/田中 裕也

  • 写真

    福田 直輝

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