WORKS
PROJECT
株式会社DigitalArchi
- STRATEGY
- BRANDING
- BUSINESS DEVELOPMENT
依頼されたこと
デジタル技術を用いて、建築のつくり方そのものを広げるDigitalArchi。複雑な形状を実現する技術を持つ一方で、その価値を誰に、どのような順序で届けるか。技術の説明と事業の成長をつなぐため、経営・ブランド・顧客接点・実行体制を一続きで整理する支援に取り組んでいます。
出発点は、創業者へのインタビューでした。何を実現したくてこの技術を選んだのか、建築の現場でどんな可能性を開きたいのか。原体験や事業への思いを聞き、装置や工法の特徴だけでは伝わらない、会社が存在する意味を掘り下げました。
見つけた問い
整理した軸は「設計の意図を、実現できる建築へ。」。設計と施工のどちらかに原因を求めるのではなく、建築家が思い描いた形を実現するための方法を、ともにつくる立場を明確にしました。
設計者が関心を持つ表現の可能性と、施工を担う側が確かめたい品質・工程・実現方法は異なります。既存案件や顧客情報をもとに接点を整理し、技術を知る段階から、具体的な相談・検討へ進むまでに必要な情報を考えました。

取り組んだこと
事業の方向性、市場と顧客の理解、ブランドの言葉、クリエイティブの方針を、共通のガイドにまとめています。理念と表現を別々に扱わず、何を判断の基準にするかをチームで参照できる形にしました。
展示会の資料や見せ方では、完成した建築の姿だけでなく、そこに至る製作・施工の方法も伝える構成を検討。実際の施工事例と、これからの可能性を示すコンセプトは区別し、技術の信頼性と将来像の両方が伝わるよう整理しました。
実行面では、施策の優先順位、担当の役割、チームのミッションと確認する指標をつなぎ、定例の対話で次の行動を具体化しています。顧客への説明、事例の蓄積、展示会などの活動が、同じ事業方針に沿って進むための土台づくりです。

現在の取り組み
経営の考えと日々の実行を行き来しながら、ガイドと施策を更新しています。ブランドの言葉を決めて終わるのではなく、資料・写真・顧客接点・チームの動きに反映し、判断に使える状態へ育てる取り組みです。
Webの表現や未来の建築像には、検討中の案も含まれます。実際の制作・施工事例と構想を分けて扱い、事業や組織の変化を継続して確かめています。
担当範囲
- 事業・ブランド戦略の整理
- 創業者インタビュー・顧客理解
- ブランドガイドの構築
- 展示会・発信の方向性検討
- 組織・実行体制の伴走支援
プロジェクトチーム
プロデュース・アカウント・執行役
二村 康太